「本当に良いもの」の存在を探る

「本当に良いもの」の存在を探る

選択をする上でのヒント

生きていると「選択」の連続です。常に何かを選び取って生きていかなきゃいけないのです。

さて、前提として、この世界にはたった一つの「正解」はないということを共通理解としたうえで、「選択」をする時にヒントとなる視点について考えてみたいと思います。

例えば、「スケール観で物事を比べる」だとか、「緊急性で物事を比べる」だとか、「どれだけ自分にしかできないことか」だとか、様々な視点が必要です。これらのいろいろな視点を総合的に判断して「選択」をできる人のことを、「本当の見る目がある」というのかもしれません。

そして今回はその中でも、「本当に良いものの含有量で比べる(自分にどれだけのことを伝えてくれるか、そしてそれがどれだけ本質に近いかで比べる)」について、考えてみたいと思います。

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生きてきた中で、こんな経験をしたことがある人はいませんか?

「いや、今それじゃないだろ!」と、思うような体験や、

「もっと、大事なことがあるだろ!!」と、思うような体験です。

ある人が、特に何も感じないしそれを観たところで誰かをエンパワメントすることもできない映画を10本観たとします。

また別のある人は、とても心に刺さり、誰かをエンパワメントする方法を学べるような映画を1本見たとします。

10本の映画を観た人と、1本の映画を観た人、どちらがより豊かな学びを得ることができるでしょうか。

今回は、この1本の映画こそが、「本当に良いもの(本当に大事なもの)」と考えてみたいと思います。「本当に良いもの(本当に大事なもの)」はよりあなたの心にインパクトを与え、豊かな学びと感動を与えてくれます。そしてその学びは誰かをエンパワメントするのに非常に有効に使えるものです。

ですが、映画を観る前に、この1本の映画が「本当に良いもの(本当に大事なもの)」なのかを判断することなんてできるのでしょうか?

どれだけ映画を観ても、「本当に良いもの」と出会えない人と、たった1本観ただけで、「本当に良いもの」と出会えてしまう人の差は、一体何なのでしょう?

「個性」との整合性

そもそもこの世界に果たして「本当に良いもの(本当に大事なもの)」なんてのが存在するのでしょうか?

そもそも「本当に大事なもの」ってなんでしょうか?

一つの事から、どれだけのことを感じるかは人それぞれだし、

同じ出来事であっても、人によって感じ取れるものも、その量も違うんじゃないでしょうか?

などなどという意見もあるかと思います。これらの意見は本当にそうです。

ですのできっと、「本当に大事なもの」は人と環境によって違うのだと思います。

「普遍的大衆受け」との関係性

「本当に大事なもの」を、「普遍性」と「大衆性」の観点から考えてみたいと思います。

人には、それぞれ好みや性格があって、みーんなが同じように良いと感じるものなんて、あるはずがないですよね。

でも、どれだけあなたに一つの出来事からたくさんのことを学べる能力があったとしても、その作品自体が全く「本当に良いもの」でなかったとしたら、きっとどうしたって得るものは少ないでしょう。

つまり、能力差や環境差も大切だけれど、どうしたって作品の良し悪しはあるということです。

その作品の良し悪しを見るために、この「普遍性」と「大衆性」はキーワードだと思うのです。

世の中には、たとえ時代が変わっても、ほぼすべての人に共通して「良い」と感じさせるものが、「あるかもしれない」と僕は思っています。本当にどんな人にでも、感動を与えたり、大事なことを教えてくれたり、そういう力があるものですね。これを時に人は「本当に良いもの」と呼びます。

そんなん分からんやん。そして分からないから面白いんやん。と思いますよね。勿論そうです。無論、大衆受けする作品を崇め奉ろうという話ではありません。

でもこの世界には、時代が変わっても多くの人に受ける作品があって、そこには何が隠れているんだろう?きっとそれは本質的なことに近いんじゃないのか、ということです。(勿論、世の中にでてこなくても、「本当に良いもの」を含むものはたくさんたくさんあります。)

ということは、「本当に大事なもの」は、「時代が変わっても大衆うけするもの」に隠れている可能性が高いということが言えるかもしれません。

「人間の本気」との関係性

別に僕にこの力がそれほどあるわけではありません。ただ、「本当に大事なもの」、「本当に良いもの」を見分けることが大事である、ということは知っているので、普段から意識をしています。その中で、一つだけ分かったことがあります。

「本当に大事なもの」「本当に良いもの」にはほぼ必ず、

「人間の本気が入っている」

ということです。

「本当に大事なもの」の方程式

たった1度しかない限られた人生の時間の中で、なるべく多くのことを感じ、学んでいくためには、「本当に大事なもの」をどれだけ上手く選択できるかが、きっと大事になってきます。

結論を言うと、これは、ほぼ才能と意識と運がモノを言うと思います。

分かってない人には本当にできない。時代の潮流に流されたり、小さな世界しか見ていなければ、それだけの選択しかできないものです。やはり、人に頼られる人、人に信頼される人、人に思い通りに操られない人、大きな人物になれちゃう人は、この能力に長けていると思います。

「失敗するな!」とか、そういう話をしているわけではありません。

「本当に大事なもの」「本当に良いもの」を見抜ける能力、この大事さを伝えたいのです。

これは、才能がモノを言うのは確かですが、「選択」をする時にこの視点が大事であるということを知っているだけで、全く変わってきます。意識すれば大きく変わるのです。

( 「本当に大事なもの」を嗅ぎ分ける才能
       +
「本当に大事なもの」があるという意識 )
       ×
「本当に大事なもの」に遭遇する運
       ||
どれだけ説得力のある人間になれるか

これから、少しこれを意識して物事に取り組むようになったら、今までとは全く違う景色を見れるようになると思います。そのヒントになればいいなあと思います。今回は意識するうえでのポイントを二つ「普遍的大衆受け」と「本気」を出しましたが、ほかにもいろいろあるかもしれません。その時は是非、教えてください。

もし、少しでも言動に深みや味わい、説得力のある人間になりたいなら、是非、意識してみてください!

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