大人の役目とは?

大人の役目とは?

大人の役目ってなんだろう・・・

 以前ブログに書いてほしいネタのアンケートで「大人の役目とは」というとんでもない要望をいただいてしまい、ずっと考えてきたわけですが、僕にはそんな難しいこと分かりません…。考えればたくさん出てきます。「子供を教育すること」だとか、「美しい地球を守ること」だとか、「時代の変化に素直に対応すること」だとかだとか、、、。正直役目は人それぞれ違っていいし、色んな人がいて、それをどう受け取るかも人それぞれです。受け取り方によっては、どんな大人も反面教師になる場合もあれば、憧れになる場合もあるわけです。そこに答えもなければ正解もありません。全員が理想通りの人間である世の中はいかれていますしありえないし怖いです。世の中には人を助けるヒーローやとりあえず楽しく生きる凡人以外にも、過ちを犯す人なんかも間違いなく必要です。一概に「大人の役目はこれだ!」と言うのは僕にはできません。あえて言うならば、大人の役目は、「多様」であることだと思います。

しかし、そうは言うものの、一応、今、一つだけこれ大事かなと思う「大人の役目」があります。

それは

「学び続けること」

です。

まず、「大人の役目」を考えるならば、「大人」とはどこから「大人」なのかを考える必要があります。いろんな定義があっていいと思うのですが、今回は「親から独立して生活する人」という感じの人のことを「大人」と言うことにします。

日本は今後、経済状態(成長)を保ち、貧富の差を抑え、世界の中で独自の価値を持ち続けていくためには、捨てなければいけない古い文化(国民のマインドセット)がたくさんあります。例えば、「年功序列」や「雇用の流動性を妨げる思想と制度」といったものたちです。他にもたくさんあると思うのですが、これらを変えていかなければ間違いなく日本は衰退の一途を辿ります。しかし、こういったものを変えていくのはとんでもなく難しいと思います。それもそのはず、日本は極端に「変化を嫌う国」です。これは文化(国民のマインドセット)です。この国で文化を変化させるには20年から50年かかると言われています。しかし、それが20年になるのか50年になるのかでも大きく未来は違ってきます。

「変化を嫌う国」である一つの大きな要因は人口分布だと思います。今、僕ら20代世代はスマホネイティブ世代です。しかし、僕たち世代が受けてきた教育はまだ古い考えに基づいた教育でした。今の50代60代は、もっと古い教育を受けてきたデジタル知らない世代です。その世代が社会で大きな力を持っているのが、今です。僕らの20個下の世代はもっと新しい教育を受けて育ってくるデジタルネイティブ世代でしょう。50代60代が引退して、大きく人口分布が入れ替わり、今の20代が40代になり、中心となる人たちのマインドセットが丸ごと変わらないと、大企業も国もなかなか変わっていけないわけです。

ではなぜ、わざわざ人口が大きく入れ替わらないと、文化(国民のマインドセット)は変わらないのか。それは、多くの「大人」が「日本のヤバさ」に気付いていないからです。(あと、知らないものを嫌うからです。)なぜ、「日本のヤバさ」に気付かないのかと言うと、「勉強しないから」です。多くの「大人」が危機感を全く持っていないのです。自分が良ければいいという考えが非常に強い。

つまり、全ての原因となるのが、「大人になったら学ぶことをやめる文化」なのです。これは大きすぎる問題です。

ただ、僕の予想ではどんなに頑張っても、今の50代60代は「変わらない」と思っています。

今この記事を読んでくれている多くの人が20代周辺の人だと思います。僕たち20代がこれから歩んでいく数十年は時代が大きく変化して、働き方もどんどん変わる時代になってくると思います。これまで戦後から続いてきた謎の文化(国民のマインドセット)がどんどん壊されていくと思います。今の50代60代が生きてきたように、一つの会社に入り、ただ歳をとっていけば収入が増えて昇進していく、というのは厳しくなっていくと思います。つまり、私たちは、大人になってからも学び続けなければいけなくなってくるわけです。そうでないと本当にヤバいわけです。仕事がなくなるわけです。

今の30代40代も、急速なデジタルアップデート時代で日本がうまく持続していくために、「学ぶこと」が早急に求められると思います。

時代は僕たちが40代になっても50代になってもどんどん変わっていくでしょう。その中で、残していくべきものをしっかり識別し、その時その時に合わせて変わることのできる力は持っていなければいけないと思います。そうでないと今の50代60代のように「変わること」を極端に恐れ、後の世代により良いものを残していくための障害になってしまいかねません。

とても簡潔に説明したので、分かりにくかったと思うのですが、“大人の役目は「学び続けること」”というのを頭の片隅にしっかりと覚えておくだけでも、数十年後かなり得をすると僕は思います。

ただ、そんな難しい話じゃなくても、「大人」は、母親でも父親でも、隣のおじさんでも隣のおばさんでも、もはやなんだって「学び続けること」ができたらば、とってもいい効果があると思います。後世の教育としても、自分のワクワクとしても、「大人」が「学び続けること」はとっても大事です。

大学に入って、それで満足して、テキトーに授業に出て、テキトーに学んで、テキトーにテストをクリアして、単位を取って喜んでいる大学生たちが日本には沢山いると思います。国立大学で一年過ごして感じたことは、「ネームバリューで満足してる人がとても多い」ということです。確かに僕たちが就職するときはまだ今の50代60代が社会に大きな力を持っているので、大学のネームバリューだけである程度しっかりした企業に就職することは可能です。しかし、この後20年、30年、40年と時が進んでいくと確実に流れは変わってくるでしょう。求められることも「大学のネームバリュー」から「専門性」だったり「スキル」だったり「アーティスト性」だったり「多動力」に変わってくるはずです。その時、「学ばないクセ」がついていたら大変なことになると思います。今から、「学び続けるクセ」をつけているべきだと思います。特に「文系」の学生。

僕の考える「大人の役目」はこんな感じです。

信じるか信じないかはあなた次第です。

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