「好き」と「嫌い」

「好き」と「嫌い」

僕は、嫌いな食べ物が、ありません。人が一生懸命作ってくれたものを、「嫌いだから」と言って食べない人を見て、「カッコ悪い。僕はこうなりたくない。」と思ったのが一番初めの理由です。それから、そんな人間にならないために、どうしたら嫌いと思うものを、好きだと言えるようになるのかを考え始めました。だがしかし、好きだと言うには、やはり、好きだと思わなきゃいけないということに、気付いてしまいました。どうしたら、全ての食べ物を、好きと言えるのか。これは難しい道のりでしたが、ある時、コツをつかみました。それは、「周りの人が、みんな美味しい美味しいと言って、本当にそれを美味しそうに食べている環境下で、自分もこれめっちゃ美味しいんだ!と開き直って、美味しいと思って、食べること」です。簡単に言うと、自分を洗脳するのです。

さて、そうはいっても、人間好きなものと嫌いなものは、皆それぞれ持ち合わせています。「嫌いなもの」があるせいで、苦しい思いや、大変な思いをしている人も、たくさんいるのではないでしょうか。また、「もしもそれのことを、自分が好きだったら、絶対もっと幸せだったのに。」というようなことは、どんな人も、体験したことがあるのではないでしょうか。

それではここで質問です。

「ニンジンが嫌い。」という少年がいました。彼は、一生、ニンジンが嫌いなまま、生きていかなければいけないのでしょうか。彼は、ニンジンを好きになることを、諦めなければいけないのでしょうか。

僕は、「嫌い」を「好き」に変えることは、可能だと思っています。

よくある例ですが、「小さい頃は納豆が嫌いだったけれど、30歳くらいから食べれるようになって、40歳の今はもうバリバリ納豆にドはまりしちゃってるよ!」とか、「小さい頃はピーマンが嫌いだったけど、今は全然食べれるし、好きな野菜の一つだよ。」とか、「昔は数学全くできなかったから嫌いだったけど、今も問題解くのには時間はかかるけど、解けた時楽しいから、数学大好きだよ。」とか、「昔はおしゃれに気を使わない人嫌いだったんだけど、今の彼女と出会ってから、そういうのも悪くないなって思って、今じゃ僕も適当が好きになったよ。」とか。

「嫌い」が「好き」に変わることは、全然起こりうることなのです。

要因としてはいくつも考えられます。僕のように「自分自身での洗脳」もあるし、「時間の経過」が単純に好みを変えることもあるし、「大きな出来事」かもしれないし、けど一番大きいと思うのは「人との出会い」「他人の影響」「周囲からの影響」だと僕は思います。「自分自身での洗脳」は「美味しい。美味しい。」と言い続けるようなこと。「時間の経過」は、老化による味覚の変化のようなこと。「大きな出来事」は、高級料理店でのめちゃくちゃ美味しくアレンジされた料理を食べたこと、とかいうようなこと。「周囲からの影響」は、周りがみんな本当に美味しそうに食べているとか、あとは単純に値段が高いとか、そういうこと。

そうなんです。

何かを「嫌い」だと思っている人へ。

「私はこれが嫌いだから」と、諦めないで。

「嫌い」は「好き」に変わるんです。

大丈夫。

諦めなければ、大丈夫。

一人じゃなければ、大丈夫。

そのうちパッと、変わるかもよ。

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