息苦し過ぎる世界「公園問題」

息苦し過ぎる世界「公園問題」

いかれた世の中「公園問題」

大学でいろんなスポーツを研究しながらするサークルまがいのものを自分で作ってやってたことがあります。その時、活動場所を探していて、とあるよさげな公園を見つけました。その公園には大きなグランドもあり、使用状況の表を見てもあまり使われていなかったので、活動場所として貸してもらおうと思い公園事務所に相談をしました。その時に言われた衝撃的な言葉がこちらです。

「成人の方に、お貸しすることはできません。」

驚きました。聞き返しました。「なんでですか?」

「成人の人は、力がありますよね。力加減をできない人がいるので、危ないからです。フェンス(高さ20mくらいのしっかりしたフェンスが一面を覆っている)を超えて、近隣の住民の方とトラブルになったことが、以前にありまして、それからは、お子さんとご老人の方にのみ、使用を許可するようにしました。」

ん?

「私たち硬いボールを使ったり、本気で野球をしたりなんかしないんで、それならいいですか?」

「すいません。規則になっておりますので…。一つの団体にお貸ししますと、他の方にもお貸ししなければいけなくなりますので…。」

その公園は、神戸の住宅街にあり、毎日2時間程度しか使用されていない。

トラブルが起きる前に、「禁止」にしよう、ということですね。

成人は、力の加減が、むしろできると思いますが、、、。(笑)

子供たちやいろんな人たちが遊べる場所=公園を開放しないという珍事。

これがなんと今の日本では、珍事じゃない。

はあ。まあ、とんでもないご時世だ。思えばいつからでしょう、公園に「野球やゴルフなどの危険なスポーツは禁止です。」と書かれた看板が立つようになったのは。皆さん知っていましたか?12年前くらいからでしょうか、日本全国の公園にこんなことが書かれた看板が次々に建てられていきました。

公園や空き地で、子供たちが野球をしている光景を、最近では、ほぼ、見なくなりました。特に都会や住宅地では、「空き地」があればバンバン何かを建て、空き家になった家も放置され、公園はどんどん減っていき、子供が自由な発想で遊べる環境が減っていきました。今も減り続けています。

それと同時に、人が変わっています。地域コミュニティの関係が希薄になり、地域の子どもたちに目を向ける人々は減り、自己責任が蔓延して親たちはなにかと「ぶっそうだ、ぶっそうだ。」と騒ぎ立て、自分の子どもが「ケガをしないこと」「ただただ安全な場所で過ごすこと」にばかり気を遣うようになってきました。

行き過ぎもいいところで、こないだ公園にこんな看板を見かけましたよ。「みんなの場所はみんなで守ろう。ペットが糞などをしたら不衛生です。ペットは立ち入らないようにお願いします。」

おいおい。なんだか怖いぞ…この国。

おい日本人よ、贅沢病に、潔癖病に、自己中心病に、子供蔑ろ病、、、蔓延してとんでもないことになってるぞ。

これを読んでいる方、もしくは読んでいる方のお母さんやお父さんで、こんないかれた超自己中心的な考え方をしている方がいるならば、もう一度考えてみてほしいですね。怪我しなきゃ、いいのか?何がいいんだろう。教えてくれ。子どもにゃ家でスマホさわらせときゃいいのか?何を学ぶんだそんなことして。機械を作ってんじゃないんだ。人を育ててんだろ?人は人の痛みを知ったり、間違いをして、正しいことを教えてもらったり、それを繰り返しながら、豊かな心を育んでいくんじゃないのか?

引用:サザエさんより

サザエさんに出てくる、「空き地で野球して家のガラスを割って怖いおじさんに叱られる」という光景は今の世の中に存在しません。赤の他人の子どもの間違いを、本気で叱ってやれる大人が、どれだけいますか。今の人の多くが、「ガラスが割れたら危ないから、空き地でサッカーや野球をすることを禁止しよう。」と考える。叱ってやりゃあいいんですよ。何回も何回も。ガラスが刺さって怪我をしたなら、怪我をさせた彼らは、人の痛みを学ぶでしょう。

え?死んだらどうするんだ?目に入って失明したらどうするんだ?何言ってんだい。そんなに怖いなら、野球する前は一声かけるようにって看板立てりゃいいだろ。修理のお金はどうすんだ?んなもん出せ。働いて、出してやれ。子どもが思いっきり遊ぶ環境に、投資したと思えば、小さすぎる出費だろが。老人に当たって取り返しが利かなくなったらどうすんだ?それで取り返しが利かなくなるならそれまでだ。昔、禁止してなかった時代に、ボールが老人に当たって取り返しが利かなくなったって事例がどんだけあったんだ?

いかれてるのは公園だけじゃないです。今の世の中、大切なものを取り違えています。なにかあれば、対策対策、ルールルール。

違う違う。

生きにくい。

息苦しすぎる…。

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