「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがあります。
突然ですが、質問です。
あなたはどれだけ爪を隠せていますか?
まず、そもそも人と話している時や、何かをしている時に、「あ、自分爪を隠してるわ」と感じることってありますか?僕は毎日のようにそんなことを感じています。
ちょっと振り返ってみてください。自分に隠すだけの「爪」が、ありますか?
有能な鷹は、キレッキレの鋭い「爪」を普段は隠しています。いざという時にその「爪」を見せ、力を発揮するのです。
「マウントを取る」という言葉もありますが、自分のあるだけの「爪」をやすやすと全部見せてしまう人が世の中にはたくさんいます。見せびらかしてしまう人が世の中にはたくさんいるのです。これは、自分の手札を全部自分から見せてしまっているようなもんです。
大切なのは、「秘密兵器」を持っていることです。逆転に次ぐ逆転に向けて、「秘密兵器」をいくつか持っておかなければいけません。
もし、隠す爪がないならば、勉強しましょう。練習しましょう。努力しましょう。そして、スキルを作っていきましょう。
勉強することを避けてきたけれど、知っておくと「秘密兵器」になり得る分野が、必ずあるはずです。その分野を考えてみましょう。
「秘密兵器」を持ってる人をどんなに攻めても、攻めれば攻めるほど、反撃を受けてしまう。人間の深みはその「秘密兵器」によって生まれます。
「爪」「スキル」「秘密兵器」は、決して、知識や技術だけとは限りません。経験や挫折、人との繋がりや視野の広さ、受容力に思いやり、人への関心の深さや記憶力の良さ、などなどいろんなものがあると思います。
皆さん、「秘密兵器」を増やしていきませんか?
爪を隠せる鷹になりませんか?
よし、勉強をし続けましょう。
そしてキレッキレの「爪」をいくつも手に入れましょう。
そして、それはいざという時のために、決して見せびらかしたりなどせず、隠しておきましょう。
簡単に見せびらかす(手札を見せる)やつほど、後半に弱いものはいません。
「やられたらやりかえす!倍返しだ!」ができる人になろう!