空き家大革命を考えてみた

空き家大革命を考えてみた

自分の理想の地域コミュニティ

大学の「コミュニティ」に関する授業の最終レポートで、「コミュニティついて、論じなさい」という課題が出たことがあります。

僕はそこで、あ・え・て、大真面目に、「自分の理想の地域コミュニティを大発表します」というテーマで、レポートを書きました。その中で、目玉に打ち出した政策が、そう、

「空き家大革命」

でした。

合言葉は、

「日本を空き家で救う!」

です。

空き家問題

今、日本では、「空き家問題」というのが、だんだんと問題視されるようになってきているのをご存じですか?

日本の空き家率は13%を超え、山梨や和歌山などの高い地域では、20%を超えています。全国どこでも、道を歩いていると、通る家の10軒に1軒か2軒は「空き家」になっているのです。今後も、少子高齢化に連れて、どんどん空き家の数は増えていくと予想されています。

「空き家」の何が悪いかと言うと、実は、別にデメリットって、あんまりないんですね。あるとすれば、災害対策ができなくなるとか、見栄えが悪くなるとか、そんなところでしょうか。

政府や地方公共団体も、空き家への対策は、始めてはいますが、その対策以上に空き家の増加スピードは速く、追いついていない状況です。なかなか対策ができない原因の一つに、土地や家屋の権利者が分からなくなっている、という状態が多発していることが挙げられます。まあ、空き家はそこまでのデメリットを生まないので、後回しにされやすい問題なんですよね。

僕はこの問題に以前から注目していました。

そして、こう思ったわけです。

「あれ?空き家って、凄い力持ってるんじゃね?」

それでは、

僕の考える、「空き家大革命」を簡単に発表します!

はっきり言って、これはただのロマンであり、非現実的ですので、夢のお話と思って、読んでください(笑)

国土交通省では1年以上住んでいない、または使われていない家を「空き家」と定義しています。この定義に従って「空き家」としていきます。

具体的施策

まず、「今の日本の空き家、また、その土地を、一年後から、全て国の所有とする」という政策を発表します。「空き家」認定のされそうなところには、「空き家警告状」を通知発行します。そして一年後から実際に全ての土地を国が回収します。

その後まず、土地の土壌の肥沃さを調査します。

そして、土壌が豊かな土地(3割)は、家屋を取り壊し、畑(1割)とお花畑(2割)にします。ここは、近隣の住民で管理するか、又は、地域の中学生が管理するかを、自治体と教育委員会が話し合って、決定します。そうすると、基本的に、面倒くさいと思う住民は、まず、自治体に顔を出して、反対意見を言わなければいけません。近隣住民の自治体への自主的な参加を促して、自治体の活性化と、コミュニティの繋がりの強さを作り出すのが、目的です。町に必ず自然を取り入れるための施策です。

次に、土地の1割を児童館のような、屋内施設に変えます。これは、なるべく木造建築で、耐震性の強い空き家を活用します。管理は、その土地の大学生、若者が行います。子どもたちに、大学生が面白い授業をしたり、一緒に遊んだり、情操活動に取り組んだりします。お年寄りの多い地域では、お年寄りと子供が一緒に集まる場所にします。子どもの、地域の高齢者への意識を高め、災害時や普段からの結束協力を、生み出します。

次に、土地の1割を、「誰でも使える自転車」置き場と、無料駐輪場として、設置します。まず、自治体ごとに、「誰でも使える自転車」というのを、作ります。この自転車は誰が使ってもよくて、ルールは、「誰でも使っていい」「どこかの自転車置き場に返却すればいい」というものです。管理するのは、地元の小学校5年生と、中学校3年生で、細かいルールも、彼らで話し合って、決定していきます。小学校5年生と、中学校3年生に管理をゆだねる理由は、盗難の防止(人間の同情心理を利用)と、教育の一環です。そして、なるべく公共交通機関を使用したり、車やバイクを使用せずに、環境に優しい乗り物に乗ってもらう、また、その活動をすることで、若者の若いうちからの環境問題への意識を高めるのが、最大の目的です。

そして、残りの5割を、どうするのかと言うと、ここは、全て、

「空き地」

にします。

ここには、ルールを一つだけ設けます。

それは、

「この空き地にルールを作ってはいけない」

というルールです。

この「空き地」には、いかなる「ルール」も作ってはいけません。

ゴミが散らかったら、近隣の人たちは、清掃日を設けて、清掃活動をしたり、直接注意活動をしたり、工夫しなければいけません。夜、騒ぎ続ける若者がいたら、近隣の人は、直接叱らなければいけません。空き地で、危険な遊びをしている子供がいたら、直接注意をしなければいけません。野球をして、窓ガラスを割られても、直接子供たちを叱らなければいけません。

「~禁止」という看板を立てることが、禁止されているのです。

これによって、地域の大人たちの、地域の子どもたちへの「無関心」を無くさざるを得なくします。そして、子供たちについて、身近に考え、子供たちのために、と多くのことを考えるように仕向けます。自分のために自分のためにと、自分のことばかり考える大人を減らし、日本の未来への光を生み出す可能性を生み出します。しかし、最大の目的は、子供たちが思いっきり生きやすい環境を作ることです。

駐輪場にするか、空き地にするかは、自治体の話し合いで、決定します。ここでもまた、住民たちの自治会への参加を促し、自治会活性化と、当事者意識の育成と、地域コミュニティの繋がりの強さを生み出します。

5割「空き地」、2割「お花畑」、1割「駐輪場」、1割「畑」、1割「児童館」です。ここに近づけるように地方公共団体が努力する義務を法律で作るのです。

今の日本の空き家総数が1000万戸なので、その7割の700万戸を回収できたとしても、全国に「空き地」が350万カ所生まれ、「お花畑」が140万カ所生まれ、「駐輪場」が70万カ所、「畑」が70万カ所、「児童館」が70万カ所生まれるのです。ほぼ予算を使わない大革命ではありませぬか。

ばかげた革命が必要だったりして

さあ、どうでしょう。

大雑把ですが、僕が、考える「空き家大革命」どうでしたでしょうか。

こんなバカげたことを始めないことには、日本の、地域コミュニティの繋がりが希薄化した現状がどんどん深刻化するのを止めることは、できないと,僕は思います。

そして、この、非現実的な「空き家活用地域活性化法案」は、今後の日本に必要となる何か大切なことを含んでいると、僕は考えています。

ご意見沢山お待ちしております(笑)

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