“許し”こそが人間の最大の武器

“許し”こそが人間の最大の武器

どうも。お久しぶりです!絵本プロジェクトに追われていて、投稿をできていなかったなんくんです。今日は、とっても残念なお話をします。長いですがそれなりに面白いかもです!

ピッチコンテストに招待された

先月の19日僕のクラウドファンディングサイトにこんなメッセージが届きました。

【国内最高峰のクラウドファンディングコンテストへのご招待】初めまして、〇○ CHALLENGERS PITCHの○○と申します。
突然のメッセージ、失礼します。クラウドファンディングを拝見して、是非、〇〇 CHALLENGERS PITCHに応募していただきたいと考え、お声がけさせていただきました。環境問題の解決に、絵本を届けることで挑戦される姿や、多くの人を巻き込んでこの事業に取り組まれていることに、大変感銘を受けました。
このピッチを通じて、さらにこの活動を広げることができるとともに、南さんのさらなるご活躍を応援できると確信しています。
ご検討、よろしくお願いいたします。【〇〇 CHALLENGERS PITCHとは
夢や志が社会に向く若者の熱い想いを、クラウドファンディングを通じて実現させるピッチコンテスト
【ピッチテーマ】
自身が思う「社会課題とその解決のためのアイデア」
【優勝者特典】
国内クラファン史上、最速、最高金額、最多支援者数の記録を持つWEINがリソースとノウハウを投入し、そのプランを実現させます。

ピッチコンテストへの招待メールでした。私はこのピッチコンテストに喜んで参加することにしました。

そして、文書のみの一次選考は突破し、最終審査に向けた準備プレゼンを10/1に行いました。それはそのスタッフの人と1対1で本番同様6分のプレゼンをして、フィードバックをもらうというものでした。

もともと、こんな感じで創ったらいいよ!みたいなプレゼンの例をいくつも貰っていました。

テンプレのスライドの流れとしては、
1枚目「プロジェクトタイトル」
2枚目「自己紹介」
3枚目「このプロジェクトで実現したいこと」
4枚目「このプロジェクトをやろうと思った理由」
5枚目「これまでの活動」
6枚目「資金の使い道」
7枚目「資金の使い道詳細」
8枚目「リターン例」
9枚目「実施スケジュール」
10枚目「最後に」

僕は、たくさんの人のプレゼン聞いててこんなん飽きるだろうから少し変えようと思いました。そして、前半を動画を流しながらのプレゼンにして、後半を普通にスライドのプレゼンにしました。

結果、「まず、動画でプレゼンするのは面白いなと思ったよ!後半もすました顔で熱く語る感じ個人的には好きだった。ただデザインがいまいちだね!あと、自己紹介を最初に持ってきた方がいいと思うよ。」というフィードバックをもらいました。

それを聞いて、僕は全て動画にすることにしました。そして、デザインを向上させて、自己紹介を最初に持ってきました。

本番の悲しい話

さてやってまいりました!本番です。

本番はZOOMで、WEINの代表と1対1でのプレゼンです。

まず、私は、プロジェクトの合間を縫って自分なりに練って作った動画と、その場で出てきた想いを言葉にして、一生懸命、自己紹介→海洋ゴミ問題の説明→プロジェクトの全貌とその可能性→現状の課題とこれからの話、をプレゼンしました。

プレゼン後に起きた悲しい話

プレゼン後のやり取りはこちらです。(一言一句同じではない。)

代表「プレゼンとしては細部までこだわってて、上手だったと思うよ。でも、気持ちが全く伝わってこなかったね。うん。気持ちが全く伝わってこなかった。」

なん「え~そうかぁあ!」

代表「なんかね、さっき丁度同じ海洋ゴミ問題をプレゼンしてくれた子がいてね。その子は泣きながら話してくれたんだよ。でも君は全く伝わってこなかったね。君は海洋ゴミ問題を解決したいなんて思ってないし、まあ思ってたとしても、あの子の方が想いは間違いなく強いよ。君はあの子より能力も行動力もあるかもしれないけど、100人にさっきのプレゼン見せたらほとんどが彼女の方がいいって言うよ。」

なん「うん。うん。?」

代表「君は、きっとこのプロジェクトを通して、自分の名前をあげたいだけなんだと思うよ。なんかそれが表面にも心にも出ちゃってる感じがしたよ。君はきっと心の中では半分はそうやって今言ったことを解決したいと思ってるけど、半分は自分の名をあげたいと思ってるだけだね。」

なん「え?」

代表「あと、動画じゃなくてスライドの方がよかったね。テンプレ送ったでしょ?心に伝わるプレゼンにはパターンがあるんだよ。それを無視したからね。」

なん「う、うん…」

代表「なんか、最初に自己紹介したから、僕は自己紹介で止まっちゃって、今も自己紹介のところで止まってるよ。その後は全然入ってこなかった。君は自分の名をあげたいって心では思ってるから、最初に自己紹介する構成にしたんだろうね。」

なん「ん、うん…?僕は全くそんなこと思っていないし、名をあげるとか本当にどうでもいいし、そういう人です、、、。」

代表「君はまず、フィードバックを素直に受け止める力が無いね。そうやって言って。僕はプレゼンに対してフィードバックしてるわけだから、まずは君が、それを素直に受け止める力を持つべきだと思うよ。」

なん「ちなみに自己紹介も動画もフィードバックをめちゃめちゃに受け止めたからこうしたんで、、、まあ決めたのは自分何で自分が悪いんですが、、、。は、はい。ちゃんと受け止めます。」

代表「じゃあ聞くけど、想いが強い人と、戦略を考えたりするのがうまい人がいるよね。だからつまりは、君が、さっき言った彼女のような想いの強い人の下ですべてを捧げて働けるかってことなんだと思うよ。君には無理だろ?」

なん「ぜんっぜん、働けます。僕はほんとに、そんな自分とかどうでもいいって、もともとそういう人間で、子供たちがただ好きだから、子供たちのために、子供たちの未来のためにという想いで行動をしています。」

代表「うんうん。君は、そういいながらも、心の中では、半分半分だね。自分が名をあげたいのと、そういう想いが半分半分だ。」

代表「プレゼンというのはね?相手の心を動かすのが一番重要なんだよ。だから、どんなにプレゼンの資料が手が込んでようと、なんだろうと、相手の心に響かなければダメなんだよ。」

なん「そうですよね。なので、今回は完全に僕の実力不足だと思います。指摘を受け止めて頑張ります!」

代表「うん。まずは指摘を受け止めることだと思うよ。あと、出版業界の課題とか、なんとかそういうのいらなかったね。大事なのは想いを伝えることなんだよ。結局君は何を伝えたいんだ?何がしたいんだ?さっきの彼女はこう言ってたね。なんか800万トンだっけ…?海に流れ出してんでしょ?で?彼女は海が大好きで、ある時クジラがゴミ食べて死んだりしてるの知ってとても悲しかったって、泣きながら言ってたよ。それで、カメの鼻にストローが刺さった映像見せて、泣きながらスピーチしてたよ。君は、“知ってもらう”とか言ってたけど、それじゃ実際解決なんてしないだろ?さっきの彼女は、“今あるゴミを回収すること”“ゴミが出ないようにすること”この二つが解決策って言ってたよ。君は手段が目的化してるよね?知ってもらうこと???」

なん「はい。環境問題を解決するうえではやはり、政策や企業単位で変えていかないといけません。それと一人一人の意識が変わることです。そのためには、一人でも多くの人にまずは、知ってもらわないといけないし、知れば、必ず変わります。だから知ってもらうことが一番根本改革なんです。また、ゴミ問題は回収するのはもちろん大事なんですが、回収しても回収してもゴミは出てくるので、まずは出さないようにすることが大事なんです。それが一番根本なんです。」

代表「いやいや。解決策はそれと、“回収すること”の二つでしょ?」

なん「いや、ん~まあそうですが根本は出さないことです。知れば意識が変わり、出さなくなり、海洋ゴミ問題が解決するというのが一つの文脈です。」

なん「さらに、私たちのプロジェクトが成功すれば、必ず、注目されて日本中で同じようなプロジェクトがバンバン立ち上がっていくはずです。そしたら、日本から世界に環境問題をたくさん発信できるし、世界に環境問題に意識を向ける人がどんどん増えていくはずなんです。それこそが根本を変えていくことなんです。」

代表「う~ん結局何がしたいのか分からないね。あと、このタイトルの“名もなき大学生”とかこういうのいらないね。ほんとにいらない。自分が名をあげたいのがこういうところ、一つ一つからも出てるよね。」

なん「いや、だから、説明した通り、僕みたいな誰も知らない人が、絵本をたくさん売って海外にたくさん送る活動をしたということが、意味があるんです。絵本は誰でも作れるし、売れば誰でも世界に届けられるんです。素人がやることに意味があるんです。僕はそれが言いたかったんです!」

なん「だいたい、6分だけのプレゼンでその人の何が分かるんですか?」

代表「僕は君が思ってる何倍も、君が思ってる何倍もの人のプレゼンを見てきたからね。その人の想いとか、心とか、一つ一つの動作や、一つ一つの言動や目に出るんだよ。目を見たらわかるんだよ。だから、わかるんだよ。君は心の中では半分は自分の欲のため、半分は人のためだね。」

なん「はあ。そうですか…。」

なん「まあ、指摘を受け止めて頑張ります!有難うございました!」

代表「はーい。」

僕は終始苦笑いと相槌

あのね、6分のオンラインプレゼンでその人のことは分からない。

僕は、自分の名をあげるために、このプロジェクトをやっているでしょうか?

はい。この質問には答えがあります。

「僕は“名をあげる”という言葉すら脳内で再生したさえ一度もはありませんでした。」

僕は、自分のためになんて生きてないよ?

今この場で死のうか?死ねるよ?死ねるよ?

ということで、この代表は、

「6分で人のことが分かる」と言いながら、

完全に間違えています。

僕の周りにいる人みんなに聞けば真実は簡単にわかるでしょう。

まあ、代表も人間なので、間違える時もあるでしょう。

僕のプレゼンが酷かったから、代表も間違えてしまったのかもしれません。

人の最大の武器は、許すことです。

僕は、あの代表と話せることを楽しみにしていたので、人としてちょっと言葉にできないほどの「驕り」と「浅さ」を感じたのでとても残念でしたが、「実績がものを言う」とか、「この世界には正義がある」とか思ってる人とは、何を話しても分かってくれません。

あと、そんなに凄い人が、800万トン海に流れ出してたことも知らないし、カメの鼻にストローが刺さってる痛い動画も知らないし、環境問題をたいして知らないということに衝撃を受けました。もっと頑張らないとな。

なんだか、言いたいことはたくさんありますが、人間の最大の武器は許すことです。

子どもたちの未来のために、僕は、まだまだ頑張ります。

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